薄汚れていた玄関 |
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1×4材を敷き詰めて・・・ |
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白いペンキを薄く塗る |
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マンションは20年以上が経ち、どこもすすけた感じになっていました。たたきのところも、はっきりしない色のピータイルがさらに汚くなり、とてもみすぼらしくなっていました。
2枚目の写真はフロア部分。 写真ではあまりよく分かりませんが、いたるところで塗装がはげ、全体に傷んでいます。 たとえ傷んでいなくとも、こういった普通のフローリングは、あまり好きではありませんでした。 経年変化で美しくなるものはなんなのだろう?
私たちの出した答えは、1×4材(米松など)の無垢の板を張り詰めることでした。 壁も普通の白くて安い壁紙です。 ここになにか面白いものを作ろうと話し合いをしました。
1: 壁紙剥がし
SOHOスペースと同じように、壁紙をバリバリと剥がします。 薄皮状のものが壁に残るので、スチームクリーナーをあてながら丁寧に全部取り除きました。
2: ペンキを天井に塗る
水性のペンキで、まず天井部分を塗ります。 床を仕上げてからでは、どんなに養生してもきっとペンキがあらぬところに付くと思ったので、最初に天井を仕上げました。 絵の長いローラーにさらに継ぎ手をつけて天井を壁と同じ色にペイントします。 天井塗りは、思った以上に力と根気のいる作業でした。
3: テラコッタタイルを張る
テラコッタタイルを接着剤でとめます。 大きなタイルなので、どうしてもタイルを切る必要が出てきました。 これは、ディスクグラインダーを使い、切断しました。
目地は白の目地セメントを使いました。小さなポリバケツに少量ずつまぜ、手早く目地に埋め込みます。
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